G戦場ヘヴンズドア

舞子海岸迄五分さんがベタ褒めしてたんで、どんな漫画なんだろうと読んでみたら大当たり。面白い漫画は多々あれど、ここまで密度が濃い漫画を読んだのは久しぶりでした。本当に感動した時って、体の奥から感情が溢れてくるんだなー…と何か実感しちゃいました。３巻の後半なんか涙ボロボロでしたよ(つДT)
漫画に魅入られた人々が織り成す群像劇なので、クリエイターの方、特に漫画家の方が読んだらかなりクリティカルな作品なんでしょうね。同時に、読んでて胃が痛くなるような「踏み絵」的な作品でもあるんでしょうが。
私は何かを創作したことはなく、消費するだけの読書家（という程本も読んでないけど--;）なんで、正直この登場人物達の感情を読み取りきれたのかは自信ありません。だけど、これから漫画を読む際に、いろいろと思いを馳せる事は間違いないと思います。
一生のうち一度は読んで欲しい一冊。