名作語り

批評空間の有名レビュアーさんのブログを拝見していて、名作・良作について語っていたので私も追随して語ってみたり。

名作について語る前に、名作の定義ってなんでしょ?
私の場合は、ずば抜けた「何か」があること。もっと詳しく言うなら、

その作品のある要素において、他の部分で劣っているとしても、その要素に関してだけはこの作品を超えるものは未来永劫でてこない
と断言できる作品であると私は考えています。
プレイ本数自体が60本程度と少ない私ですが、その少ない中で名作を挙げるとしたら、
Ever17CROSS†CHANNELパルフェplanetarianの4作品でしょうか。
個別に簡単に紹介していくと([]内は名作判定の要因)、

Ever17 [作品構成]
作品全体に仕掛けられたギミック。これに尽きるでしょう。
ヒロインを攻略するごとに生じる違和感。
その謎が一気に解明されるココルート。
興奮して体中に鳥肌が立ったのを覚えています。
できるなら、記憶喪失になってあの時の衝撃をもう一度味わいたい…


CROSS†CHANNEL [テキスト]
人が抱える本質的な孤独をテーマにした異質な作品。
内容もさることながら、文章力がヤヴァイ。桁が違う。
シモネタだらけで、完全に好みが分かれることは間違いないでしょうけどね。


パルフェ [里伽子]
里伽子。何といっても里伽子。
全てのヒロインを平等に愛しつつも、作品全体としては里伽子と仁の物語に帰結する。
このバランスというか構成というか。
とにかく里伽子なんですよ。


planetarian [台詞]
この作品を名作だと挙げるのは、多分私だけだと思いますが。
プラネタリウムはいかがでしょう。いつまでも消えることの無い無窮のきらめき―――」
この一言の輝き。そして重み。
これ程綺麗な台詞はないと個人的には思っています。
世界よ平和であれ。


なんか主観的な理由ばっかですねwやっぱ私には批評は無理だわ。